「患者さんからの距離が近い気がするなぁ」
「もしかして患者さんに恋心を持たれている?」
こんにちは。
現役看護師6年目のbloomiiです。
「患者さんに恋心を抱かせない方法ってあるのかな?」と考えている看護師のあなた。
あなたに恋心を抱いてるかもしれない患者さんを邪見にするわけにもいきませんものね。
かといってこれ以上親密にされても困ってしまいます。
でも、そんなあなたの気持ち、とてもよくわかりますよ。
私も実際に、患者さんに連絡先をしつこく聞かれて困った経験があります。
それに、腕を掴まれたり、抱き着かれて怖い思いをしたことも…。
ということで今回は、現役看護師の私が「患者さんに恋心を抱かせない4つの方法」についてお伝えします。
あなたに恋心を抱いているかもしれない患者さんとトラブルにならないように、具体的な対処法をしっかりとお伝えしますね。
目次
患者さんに恋心を抱かせない4つの方法
忙しいアピールをする
恋心を抱いてくる患者さんに対しては「忙しいアピール」をしましょう。
できるだけ、その患者さんとの関わりを必要最小限にすることが必要です。
患者さんに少し厳しいことを言うようですが、
「担当患者はあなただけではない」
「忙しい中、時間をつくってここにいる」
ということを伝えなければなりません。
私たち看護師は、たくさんの受け持ち患者を抱え、日々業務を行っていますよね。
一人の患者さんに、たくさんの時間をかけている余裕はありません。
傾聴は大切ですが、恋愛の話などプライベートな話は、業務上必要ないでしょう。
「ん?なんかこの患者さん、距離が近い気がする…」
「すごく関係ない話をしてくるな…」
そう感じたら、
「ナースコールで呼ばれたので行ってきますね」
「次の患者さんの所へ行かないといけないので、失礼します」
と伝えましょう。
PHSを使って電話対応をするなども効果的ですね。
場合によっては、声のトーンを少し落として、厳しく患者さんに伝えることも必要です。
そうすることで、患者さんも「あ、忙しいんだな」と理解してくれます。
それでも理解してくれない場合は、早めにリーダー看護師や師長へ相談しましょう。
好意を持たれそうな患者さんの特徴を見極める
好意を持たれそうな患者さんの特徴を見極めることが大切です。
そうすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
看護師に好意を持つ患者さんタイプの傾向としては、
などの傾向があります。
これらの患者すべてが当てはまるとは限りませんが、リスクを見極めることが必要です。
少しでも怪しいと感じたら周囲に相談してください。
申し送りなどを活用し、注意喚起をするのもいいですね。
患者さんから好意を抱かれやすい看護師にならない
逆に、患者さんからの好意を抱かれやすい看護師というのもいます。
私の経験上、患者さんから好意を抱かれやすい看護師のポイントです。
といった特徴があります。
きっとこの記事を読んでいるあなたは、これに当てはまる素敵な看護師さんなのでしょう!
これらは看護師としてとても大切なスキルなのですが、
好意を持たれそうな患者さんにいつも通り接してしまうと、逆効果です。
少し意識して、いつも通りの接し方をやめるように心がけましょう。
ポイントは、「忙しいアピール」をして「塩対応をする」ということです。
なるべく患者の自室にて入らない
好意を持たれそうな患者さんとのパーソナルスペースを保つように注意してください。
近づきすぎてしまうと、余計に患者さんに好意を持たれやすくなります。
私自身「20代の男性患者さんに腕を掴まれた」ときは身の危険を感じ、本当に怖かったです。
そういう患者さんには近づいてはいけません。
かといって、バイタルサインを測ったり、観察をしたりすることは必要ですよね。
一人で対応しようと思わず、周囲の協力を仰ぐことも大切ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「患者さんに恋心を抱かせない4つの方法」について、具体的な対応策を盛り込みながら記事にしました。
他にも対処法があれば、ぜひ教えてくださいね!
患者さんとの対応に困っているあなたのお役に立てれば幸いです。